積み上げられた墓石と静かな時間・・・

大槌町 江岸寺・・・

積み上げられた墓石。


「あの高さまで津波が来たんだよね・・・」と、供養塔を眺めながらご住職がポツリと呟いた。

供養塔を見上げ、改めて掌を合わせた。

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# by butuzohono311 | 2013-08-20 09:09 | 東北に仏像を・・・

8月2日、釜石 石應禅寺・・・

穏やかな朝。

綺麗な青空。

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# by butuzohono311 | 2013-08-20 08:39 | 東北に仏像を・・・

8月1日、釜石に到着・・・

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二年前と同じホテル。

二年前は被災して使えなかったエントランスもラウンジもキレイになっていた。

二年前には真っ暗だった街にも生活の明かりがポツリ、ポツリと灯っている。

明日は大槌町へ行ってきます。

オヤスミナサイ。













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# by butuzohono311 | 2013-08-20 08:04 | 東北に仏像を・・・

縮尺原型・・・

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-縁-仏像奉納プロジェクト・・・

被災地、岩手県大槌町の「江岸寺」に奉納する『釈迦如来坐像』の四分の一の縮尺原型(約15cm)。
私の技法上、原寸大の原型を制作するのですが、「-縁-仏像奉納プロジェクト」では 三浦耀山氏とともに仏像を制作するので、お互いの意思疎通を図るために縮尺原型を制作。

仏像に対する理念や技法も違うので、擦り合わせに時間も手間も掛かります。



-縁- 仏像奉納PROJECT Facebookページ













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# by butuzohono311 | 2013-06-11 07:55 | 東北に仏像を・・・

あれから2年・・・

3月11日・・・

被災地である岩手県大槌町でこの日を迎えられないのは残念で寂しい。

去年の大槌町は朝から雪が降っていた。
自分は北国の雪に会えて嬉しく思った。
町の人は「雪はあの日を思い出すから嫌だ・・・」と言っていた。

「また来ますからね」と手を振って大槌の皆さんとお別れしてから1年が経つ。
ほんの少ししか関わりは無いけれど、
大槌の人達が、あの風景が、愛おしくてたまらない。

もう2年なのか、まだ2年なのか・・・

いや・・・“あれから”の時間を推し量るのはやめよう。
被災地の方はもっと複雑な思いでこの2年を過ごしてきたと思うから。

今日の2時46分、あの鐘が鳴らされる。

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薬師寺執事長 加藤朝胤師のご尽力によって復活した江岸寺の鐘
<三浦耀山 撮影>













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# by butuzohono311 | 2013-03-11 07:19 | 3月11日

ことなる それだけのふさわしいことばが あてがわれるまで

「明日、自分の命が終わる」などと考えていた人は誰一人としていなかったと思う。

3月11日の事。
人には人の関わり方、向き合い方があると思う。

“忘れない”という向き合い方もあれば、
“忘れる”ことでしか向き合えない人もいる。

被災地とはほんの少ししか関わりは無いけれど、
被災地に思いを寄せて、寄り添って、“忘れないで欲しい”と願うだけだ。


そんな私の胸の奥に作家、辺見 庸氏の言葉が響いた。
痛々しく、荒々しく、ザラザラとして、優しく、悲しく・・・



『わたしの死者ひとりびとりの肺に

ことなる それだけの歌をあてがえ

死者の唇ひとつひとつに

他とことなる それだけしかないことばを吸わせよ

類化しない 統べない かれやかのじょだけのことばを

百年かけて

海とその影から掬(すく)え

砂いっぱいの死者にどうかことばをあてがえ

水いっぱいの死者はそれまでどうか眠りにおちるな

石いっぱいの死者はそれまでどうか語れ

夜ふけの浜辺にあおむいて

わたしの死者よ

どうかひとりでうたえ

浜菊はまだ咲くな

畔唐菜(アゼトウナ)はまだ悼むな

わたしの死者ひとりびとりの肺に

ことなる それだけのふさわしいことばが

あてがわれるまで』


詩集「眼の海」より 辺見 庸・・・



明日は3月11日。
あれから2年が経とうとしている。

決して忘れませんよ。













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# by butuzohono311 | 2013-03-10 09:13 | 3月11日

推し量れない気持ち・・・

12月7日、17時48分頃、三陸沖を震源とする強い地震が発生した。

関東でも強い揺れを感じた。

津波警報が発令された後、NHKの臨時ニュースで、

「命を守るために急いで逃げてください」

「東日本大震災を思い出してください」

などと緊迫した声で避難を呼びかけていた。


3月11日の・・・あの日の事を思い出した。

揺れ以上に気持ちが動揺した。


8日、昨日の地震の事が心配で大槌町の江岸寺さんに電話した。

ご住職の声を聞いて安心したけど、

「逃げてもしょうがないからね・・・」という言葉を聞いて、ハッとしたと同時に少し心配になった。

ご住職の地獄のような体験と失ったものの事を思えば、そういう心持ちになってしまうのかな・・・

その心は自分には推し量れないけど・・・悲しくなった。

少しでも寄り添える事が出来れば。。。


来年の春、花の咲く頃にまた行きますからね。



-縁- 仏像奉納PROJECT Facebookページ












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# by butuzohono311 | 2012-12-08 19:53 | 3月11日

あの日から1年8ヶ月・・・

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今日は11月11日。

東日本大震災から1年と8ヶ月。

写真は今年3月11日の岩手県大槌町の海。


その日の朝、窓を開けたら雪が降っていた。

北国の雪に会えて少し嬉しく思った。

しかし、被災地の方は「あの日を思い出すから雪は嫌だ・・・」とおっしゃっていた。


絶対に忘れませんからね。。。



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# by butuzohono311 | 2012-11-11 12:20 | 3月11日

ありがとうございました。

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7月22日(日)、薬師寺東京別院にて江岸寺奉納釈迦如来像の鑿入れ式を執り行わせて頂きました。


薬師寺執事 大谷徹奘師の法話会から参加されていた方と合わせて

約200名の方々に仏像の用材となる檜に鑿を入れて頂きました。

本当にありがとうございました。


皆様には削り出した木片をお守り袋にいれてお渡ししました。

この木片は釈迦如来像の御分身ですので、是非末長く大事に持っていて欲しいと思います。


3月11日に岩手県大槌町江岸寺で行った鑿入れ式には約300人の方々が参加して下さいましたので、

すでに合計500名を超える方々が仏像と結縁して下さいました。

皆さんの想いを鑿に込め、釈迦如来像の制作に励んでいきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。


釈迦如来像完成の暁には、是非皆さんと一緒に江岸寺さんに納入に行きたいですね。

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右より、大谷徹奘師 三浦耀山 加藤魏山



photo by Junichi Takahashi













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# by butuzohono311 | 2012-07-29 06:11 | 東北に仏像を・・・

お守り袋・・・鑿入れ式

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7月22日(日)に薬師寺東京別院で行われる鑿入れ式で、削った木片を包んで頂く紙とお守り袋です。
紙には江岸寺さんに奉納する「釈迦如来坐像」が描かれています。
こちらで木片を包んで、お守り袋に入れて頂きます。
お守り袋は黄色、水色、ピンクの三色。
裏には奉納させて頂く「江岸寺」の文字が刺繍されています。
皆さん、仏像とご縁を結んで下さいね。













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# by butuzohono311 | 2012-07-21 23:09 | 東北に仏像を・・・

虚空山彼岸寺βさんで「鑿入れ式」の事を取り上げて頂きました。

時事 仏教会のいま
【7/22】被災地復興へ祈り 若き仏師たちによる『―ENISHI―仏像奉納プロジェクト』 鑿入れ式を開催













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# by butuzohono311 | 2012-07-11 08:07 | 東北に仏像を・・・

『鑿入れ式』のご案内・・・

昨年の3月11日、震災と津波、そして激しい火災により堂宇の尽くを失った
岩手県大槌町の「江岸寺(こうがんじ)」へ奉納させて頂きます釈迦如来坐像の鑿入れ式を、
7月22日(日)に薬師寺東京別院にて行います。

薬師寺の執事、大谷徹奘師の御尽力により「江岸寺」への奉納が決まり、
去る3月11日、江岸寺にて鑿入れ式を行ってまいりました。
この度、同師の御配慮によって、薬師寺東京別院でも鑿入れ式を執り行う事となり、
鑿を入れて頂く事で多くの方が仏像と縁を結び、その想いが被災地へと紡がれていく事を大変心強く思います。

復興を願い仏像と縁を結びたいと思いを寄せて下さる方、私たちの活動に賛同して下さる方、仏像に興味のある方・・・
多くの方に仏像との縁を結んで頂きたく存じます。


*「鑿(ノミ)入れ式」とは・・・
仏像を作る際、完成の無事を祈り、深く仏像との縁をもって頂くために行う儀式です。
仏像となる用材を祭壇にまつり、合掌したのち用材の前に進み出て一鑿入れて頂く形をとっております。
これにより鑿を入れた方と仏像との間にご縁が結ばれ、
削りだした木片は仏像の御分身として常に身の回りにお持ち頂くことができます。

*鑿入れ式は大谷徹奘師の法話の後、執り行います。

*法話、鑿入れ式はどなたでも自由に参加して頂けます。


日時 : 平成24年7月22日(日)
午後1時~   : 大谷徹奘師の法話
午後2時30分~ : 鑿入れ式

場所 : 薬師寺東京別院 
東京都品川区東五反田5-15-17 (五反田駅より徒歩7分)


お問い合わせ 
Email : butuzohono@gmail.com













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# by butuzohono311 | 2012-07-05 08:15 | 東北に仏像を・・・

数字・・・

大きな災害などがあると、被害の大きさを表すものとして、

被災者の”数字”が取り上げられる。

まったく無機質な数字。


だけど、その数字の裏には一人一人の“生活”や“夢”や“人生”があったんだ。

当たり前だけど・・・


想像すると胸が押し潰されそうになるけど、

想像しなくちゃいけないって思うんだ。













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# by butuzohono311 | 2012-07-01 19:52 | 3月11日

NHK 「明日へ -支えあおう-」

4月29日(日)のNHK 「明日へ -支えあおう- 明日へ -支えあおう-」(毎週日曜日 午前10時05分~10時53分)で
岩手県大槌町の「江岸寺(こうがんじ)」の特集が放送されました。

江岸寺は「--縁- 仏像奉納PROJECT」でご本尊を奉納させて頂く寺院です。


私の知っているご住職の良寛さんや弟の知明さんは

遠慮深く、いつも照れくさそうにニコニコとして多くを語ろうとしていませんでした。

私の方からも敢えてあれこれと話を聴きませんでした。

それでも、ポツリポツリと穏やかに話してくれた事。

体験した人のみが知っている凄まじさ、恐ろしさ・・・


改めて一人静かに聞きました。

触れられなかった話も聞く事が出来ました。

絞り出すように紡いでいた言葉に胸が詰まる思いがしました。


テレビの中でも穏やかに話されていましたが、

どれほど凄まじい時間を過ごされたのかと想像する事も出来ません。


家族を亡くされた方、愛する人を亡くされた方、親しい人を亡くされた方・・・

多くの方の気持ちをお預かりして、その気持ちを鑿に変えて仏像を彫り上げたいと思います。













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# by butuzohono311 | 2012-04-28 09:48 | 東北に仏像を・・・

「‐縁‐ 仏像奉納プロジェクト」の活動を朝日新聞に掲載して頂きました。

平成24年3月30日 朝日新聞より
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朝日新聞デジタル <被災の寺に仏像を 彫刻家らが支援 岩手・大槌>


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# by butuzohono311 | 2012-04-02 13:44 | 東北に仏像を・・・